先日、二世帯住宅の完成見学会を行わせていただきました。
大変多くのご来場をいただき、二世帯住宅をお考えの方から多くのご質問をいただき二世帯住宅に関するお客様の関心度の高さを実感しました。
今回は、沖縄で木造2世帯住宅をお考えの方に役立つ、気を付けるポイントをブログにしていこうと思います。
沖縄県宜野湾市の木造二世帯住宅見学会
完成見学会が行われたのは、沖縄県宜野湾市に建築した木造2世帯住宅です。
まず初めに、大変多くのお客様にご来場をいただき、誠にありがとうございました。
ご来場いただいたお客様から、2世帯住宅についての多くのご質問を頂いたので、その質問にそって、沖縄で木造2世帯住宅を建てる時に気を付ける事や、こだわった方がいいことなどをお話ししていきます。
住人の生活スタイル
二世帯住宅を新築する時に気を付けるポイントで【住人の生活スタイル】を考慮することは必要不可欠です。
沖縄では二世帯住宅の割合も多く、将来考えてる方も多いと思います。
家は建ててからだと簡単に間取りの修正ができません。
二世帯住宅に住む住人の生活スタイルは、現在の生活スタイルも重要ですが、未来の生活スタイルを予想することも気を付けるポイントになります。
例えば、仕事の時間がバラバラの場合は、相手に気を使わなくていい生活動線を考えたり、介護が必要になる事が予想できるのなら、介護しやすい生活動線が必要になります。
また、子供たちが増えるのか、独立していくのかによっても部屋の間取りを変更しやすいように設計することも可能です。
家族構成や年齢・仕事・趣味など、現在の生活スタイルだけでなく、未来の生活スタイルの予想もしながら、二世帯住宅を新築していくようにしましょう。
そのためには、お互いの生活スタイルに干渉しすぎない設計も必要といえます。
二世帯住宅の新築は、住む住人がしっかり話し合うとともに、設計する業者も様々な経験から積み重ねたアドバイスができるかどうかも重要になるでしょう。
共用スペースと分離スペース
次の二世帯住宅を新築する時のポイントは、共用スペースと分離スペースをハッキリさせることです。
二世帯住宅と一口に言っても、一軒の家にまとまっているだけで、キッチンもリビングもお風呂もトイレも全部別々のものもあれば、寝室以外は全部共有スペースになっている二世帯住宅もあります。
家族同士の生活スタイルとすり合わせながら、共用スペースと分離スペースを決めていきましょう。
ほとんどの場合は、分離スペースが多くなればなるほど、新築費用は高く、共用スペースが多くなればなるほど新築費用は安くすることができます。
リビング・キッチン・風呂・トイレ・玄関・寝室などを中心に二世帯住宅を設計していくのですが、場合によっては、駐車場・ベランダ・庭なども分離スペースとして考えていく場合もあります。
バリアフリーのレベル
二世帯住宅を新築するときに、親世代が10年後・20年後・30年後にどうなっているか?なんて想像しにくい部分かもしれません。
それが自宅介護なのか、施設にお願いするのか、ハッキリしない部分だからこそ、備えなくてはいけません。
しかし、体も元気でピンピンしてるうちから手すりの設置やスロープを付けたりしたら、むしろ生活しにくくなってしまいます。
後で付け足せるものは、状況が決まってから対処していいと思います。
大切なのは、変更のきかない室内の段差を無くすことや、ある程度の広さの通路の広さの確保です。
二世帯住宅を新築するときは、設計者や家族としっかり打ち合わせしながら進めていきましょう。
二世帯住宅を建てる費用
最後に、二世帯住宅を新築するときのポイント【費用】です。
費用が無制限にあるなら、どんな家も作ることができるかもしれませんが、実際は限られた費用の中で、最大限満足いく家を新築していきます。
二世帯住宅の場合は、支払いのバランスや、住宅ローンの組める額によってできる事が変わってきます。
自分たちの希望と予算のバランスを考えるのは、二世帯受託に住む住人の希望と、設計者から見た実際にかけられる予算をすり合わせながらになると思います。
予算は、設計者の経験やアイデアによっても大きく変わることもあります。
沖縄で二世帯住宅を建てる時に気を付けるポイントをまとめてみましたが、まだまだ不透明だったり、わからないことも多いと思います。
私どもイスト&イシンホーム那覇店も、経験豊富な設計士がお客様に寄り添ったご提案をさせていただきます。
二世帯住宅をお考えの際は、お気軽にお問合せお待ちしています。
【おうちづくりの無料相談】にご連絡いただければ、住み心地のいい、2世帯住宅を建てるご提案をさせいただきます。