沖縄で建てる木造住宅のデメリットと最新対策【2025年版】

ホテルライク・リゾートスタイルの木造住宅

沖縄の気候や環境に合わせた木造住宅の建築経験が豊富なイシンホーム那覇店がお伝えする、沖縄ならではの木造住宅のデメリットとその対策を詳しく解説します。木造住宅の魅力だけでなく、現実的な課題も知ることで、より安心してマイホームづくりに踏み出せます。

目次

沖縄の木造住宅のデメリット

建築に携わり、台風やシロアリ、日差しの強さ、湿気など、沖縄ならではの問題と長年向き合ってまいりました。意外に知られてないのは、沖縄は暖かいイメージがありますが、冬はしっかり寒いんです。

どこの土地でも、家は快適に暮らし、安全に住むために進化してきました。沖縄でも同じように、住宅は進化してきました。

しかし!

沖縄で木造住宅を建てるなら、メリットもデメリットも知っておくべきです。今回は、沖縄で建てる木造住宅ならではのお話をしていこうと思います。

沖縄の木造住宅のデメリット
その① 台風

ちょっとした豆知識なのですが、本土に台風がいった場合は上陸というのですが、沖縄では台風が通過すると言います。

内地の人からすると、沖縄はいつも台風が通過して、毎年甚大な被害があると思いませんか?

ところが!

台風が沖縄の上空を通過することは数年に1度のペース。

内地のニュースで大げさに報道されていても、住んでる私たちにとっては「あれっ?もう過ぎたんだね~」ということもしばしばです。

ここ最近は温暖化の影響か、内地の方が台風の影響を受けているのではないか?と思うほどです。

しかし、台風によって木造住宅が被害を受けるのでは?と心配でしょうし、沖縄が台風の通り道になりやすいことに変わりはありません。

平成24年~平成29年の木造住宅の着工割合は、木造住宅 14.5% → 29.1%で、RC住宅 64.5% → 48.2%でしたが、2023年度の統計では、木造住宅の着工割合は約46.4%と増加しており、耐風性能を強化した木造住宅が増えています。最新の建築技術と厳格な耐風設計により、木造住宅でも安心して暮らせる家づくりが可能です。

沖縄で建てる木造住宅と台風についてのブログもありますので、よかったらご覧くださいませ。

沖縄の木造住宅と台風について

沖縄の木造住宅のデメリット
その② シロアリ

沖縄のシロアリは、強力というか凶悪というか、たしかに沖縄で木造住宅を建てる時のデメリットといえるでしょう。しかし、それは鉄筋コンクリートでも同じことです。

沖縄で街中を走っていると、よく【シロアリ】の看板を目にします。つまり、木材を使う建築の場合、必ずシロアリ対策は必要になります。

沖縄で木造住宅を建てる時のデメリットということでなく、住宅を建てる時は気を付けなくてはいけない事!ということです。実際に沖縄の住宅に被害を与えるシロアリは4種類。

それぞれのシロアリ特徴や沖縄のシロアリ対策についてのブログもございますので、よかったらご覧くださいませ。

沖縄のシロアリ対策について

沖縄の木造住宅のデメリット
その③ 湿気・カビ

沖縄の亜熱帯気候による湿気やカビの問題に対し、木造住宅は優れた調湿効果を持つ木材を使うことで、快適な室内環境が保たれています。24時間換気システムの導入や適切な断熱施工で湿気対策を行うことで、カビの発生も抑制可能です。

換気システムや湿気・カビについての詳しく書いたブログもあるので、よかったらご覧くださいませ。

24時間換気システムと湿気・カビについて

その他にも
木造住宅には
デメリットが

木造住宅の耐震性

鉄筋コンクリートに比べて、木造住宅の耐震性は劣っているとしたら、沖縄で木造住宅を建てる時のデメリットになるでしょう。たしかに、コンクリート住宅と比べて耐震性は劣るかもしれません。

しかし!

木造住宅の耐震性は鉄筋コンクリート住宅より劣るイメージがありますが、実際には木材は軽くて強度が高い素材であり、最新の耐震設計基準によって充分な耐震性能が保証されています。沖縄の地震リスクにも対応した設計が行われています。

詳しくはこちらをご覧くださいませ。

木の強度はコンクリートよりも弱い?

木造住宅の防音性

防音性は、鉄筋コンクリートに比べ明らかに劣っているデメリットといえるでしょう。

しかし、防音のための対策をとっている木造住宅もあります。

例えば、壁に石膏ボードを2重張りにしたり、隙間が開かないように断熱材を敷き詰めるのも効果的な防音対策になります。

床には防音シートを張ったりする対策をすると、かなりの防音効果が期待できます。

さらに、木造住宅の木材は防音性は鉄筋コンクリートに劣るものの、音そのもの吸収し柔らかく効果があるとされています。

木材の特徴を書いたブログがありますので、よかったらご覧くださいませ。

木材の特徴とは

木造を建てる職人によって
品質にバラつきがある

特に木造住宅は、家を建てる大工さんや職人さんによって、品質にバラつきがあります。

誰か良い大工さんを知っているなら問題はありませんが、通常はどんな大工さんが自分の家を建ててくれるかわかりませんので、木造住宅をたてる時のデメリットといえるでしょう。

ちなみに、イシンホーム那覇店では使う木材を工場で加工しているので、一貫したクオリティの高い木造住宅に仕上がります。

イシンホーム那覇店の木造住宅

沖縄を知り尽くした設計

イシンホーム那覇店では、沖縄で20年以上設計建築に携わっている設計士が木造住宅を設計施工管理していきます。

つまり、沖縄で建てる木造住宅のメリットもデメリットも知り尽くしているという事です。

木造住宅には、確かにデメリットもありますが、それは沖縄だからデメリットというより、どこで建ててもデメリットとして理解しておくべきといえるでしょう。

沖縄で木造住宅をお考えの方は、LINEやリモートでの打ち合わせも可能なので、お気軽にご連絡くださいませ。

質問・お問い合わせはこちら

まとめ

令和以降、木造住宅は沖縄の気候条件に適した進化を遂げており、デメリットとして挙げられる課題も最新の技術と方法で対応が進んでいます。

木造住宅にはデメリットが多くありますが、それを補うための技術と、さらに多くのメリットも存在しています。

鉄筋コンクリートよりローコストであり、外気温の影響を受けにくい室内環境など、日本人になじみの深い建材です。

今回はデメリットのご紹介でしたが、メリットもいろいろご紹介していますので【木造住宅のよくある質問】をご覧くださいませ。木造住宅のよくある質問 イシンホーム那覇店のホームページでは、施工事例木造住宅完成時のブログなどがございます。沖縄で新築を考えている方の参考にしていただければと思います。

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